文字の外観類似

 昨日は商標の話から外れてしまいました…すみません。
 
 昨日も冒頭で述べましたが、ある商標Aとある商標Bが似ているか否かを判断するには、称呼(読み方)・外観(見た目)・観念(イメージ)のいずれか1つが似ていれば『似ている』とする、というのが基本的なセオリーでした。

 今日は外観(見た目)の話を。

 文字商標の外観類似に関してよく引用される例として、
 ・キミスとキスミー、
 ・SingleとSINGER、
 というのがありますし、
 他にも、
 ・JNOCとJNCO
 といったような
ものがあります。

 ところで、商標でなくても、街中やテレビで見かける文字等で紛らわしいと思ったことありませんか?

 例えば、
 ・「キャンパスシティ」と大書きされたポスターを見たとき、「キャパシティ?」と間違えて訝しく思った、
 ・「知事候補?」というテロップをテレビで見たとき、「知事逮捕?」と間違えて驚いた、
 ・「タコのアイオリ炒め」という料理名を雑誌でみたとき、「タコのアオリイカ炒め」と間違えてシーフード満載だなと思った、
 などなど。
 (わたくしが早とちりし過ぎ?)

 最近のMyヒットは、名古屋市営地下鉄の駅に貼ってあったポスターです。バスや地下鉄で障害者の方や高齢者の方を手助けするボランティアを募集するポスターだったのですが、
 「ばすちか」
 と大書きされていました。(その下に小さく「“お助け”ボランティア募集」と書いてあったような記憶が)
 初めてこれを見たときは、わが夫の名前(姓)が大書きされているかと思い、な、何事…?と驚きました。

 文字の外観類似…密かにMy外観類似を見つけると、ちょっとプッと笑えたりします。
 
 あ…また商標の話から逸れました…すみません
 
 本日はこの辺で。
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