アイホンとアイフォーン

 ELLEGARDENの話を書こうと思ったら、気になるニュースがあったことに気付きました。
 というわけで、ELLEGARDENの話は次回に持ち越しで、本日はこのニュースについて。

 以前、名古屋のアイホン社が、自社の登録商標「アイホン」「AIPHONE」と「iPhone」との混乱を防ぐため、Apple社と協議をしているという話題を取り上げました(以前の記事はこちら)。

 その協議が整い、アイホン社がApple社に使用許諾をすることで合意が成立したようです。 
 この合意は日本国内のみで有効で、日本以外の地域においては両社の商標が共存することで友好的な合意に至ったとのこと(このニュースはこちらから)。

 ちなみに、海外では、類似する商標同士であっても、本人同士が同意していれば両者の商標権を併存させる「コンセント制度」を採用している国があります。
 
 今回の合意では、海外で両社の“商標が共存する”ことになったようですが、これが両社の“商標権を併存させる”ことを指しているのかよくわかりません(ご存知の方がいらっしゃったらご教示下さい)。ですので、「コンセント制度」とは関係ないかもしれませんが…。

 ところで、今回の合意では、「iPhone」の片仮名表記を「アイフォーン」とすると決められたようです。
 わたくし的には「アイポッド」というより「iPod」ですので、「アイフォーン」と表記してもらうより「iPhone」と表記してもらった方がピンとくるんですが…。

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