「士」と「師」

 ここ数日、バタバタしておりました。ということで久し振りのブログ更新であります。

 唐突なハナシから。
 「士」という字をフツーに「サムライ」と読む世界があること、弁理「士」になって初めて知りました。恥ずかしながら…。
 
 弁理「士」とか弁護「士」とか会計「士」などの例から、末尾に「士」が付く名称(職業)は、国家資格に関係がある…なんて思わせてしまうマジックが「士」という字にありますよね。

 商標ちっくなハナシでは、例えば、
 「建物鑑定士」
 「管理栄養士」
 といった商標が、既存の国家資格などと誤認されるおそれがあるとして、4条1項7号が適用されています(それぞれ、不服2002-17468、H15(行ケ)第248号)。
 う~ん、確かに間違えそうですね…

 さて、一方、「師」とうい字はどうでしょう?
 ぱっと思いつくのは、サギ「師」、ペテン「師」。…あ、すみません…
 じゃなくて、「庭師」、「調理師」、「花火師」。職人さん的なイメージです。
 また、「医師」、「看護師」、「薬剤師」といった、医療関係の職業にも使われますよね。こちらも国家資格が必要であります。

 「武士」の「士」と、「師匠」の「師」。
 基本的にはこのイメージなんでしょうか。

 そして、敢えて「弁理師」としたら、どうでしょう?
 職人さん的なイメージが出ますか?この職業、職人的要素が多いと思うんですが…。

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