中部経済産業局から「工業デザインに関する意匠制度活用事例集」が刊行されました!
http://www.chubu.meti.go.jp/b36tokkyo/press/20180305/design/29fy_0305_press_good_design.html

この事例集では、中部経済産業局管轄の5県(愛知・岐阜・三重・富山・石川)から、意匠制度を効果的に活用し、珠玉のオンリーワン製品をブランド化する中小企業15社が紹介されています。
 
“事例集”というタイトルがちょっと堅そうな響きですが、かっこいい写真満載のスタイリッシュな作りで、いかにもデザインに関する本だな~という感じです。

28577099_1858698260871060_6252639837241601412_n

 

28377753_1858698297537723_2664858375957424851_n

 

28279410_1858698340871052_8421101118658901981_n

 

「はじめに」の文章が秀逸なので、少し抜粋させていただきます。

下請け脱却を目指し独自製品を設計する、取引事業者が要求する機能を最適な形状に具現化する、伝統産業の技能を現代風のインテリアに応用する、そのような挑戦、経験が企業の技術力とデザインセンスに磨きをかけています。

ものづくりに関わる中小企業さんなら、こういった工夫をされた経験が一度はあると思います。その工夫が結果として製品のカタチに表れたら、それは立派なデザイン! BtoC製品だけでなく、BtoB製品でも、工夫を重ねるとデザインセンスに磨きがかかるという正のスパイラルがあるはずです。

この事例集では、そういったカタチにたどりつくまでのアイデアの見つけ方や開発ストーリーや、製品開発に対する経営者の考え方等が掲載されていて、中小企業さんが”他社製品といかに差別化するか?”を考えるときの参考になると思います。

意匠制度は、そういった工夫から生み出されたカタチを守るのに、中小企業さんにとっても使いやすいです。意匠制度で用意されている”あれやこれや”の道具を組み合わせて上手く活用すると、意外に広くて強い権利が得られたりするので、コストパフォーマンスもよいです。
近々、新規性喪失例外適用(※)の期間も延長される可能性があるので、ますます使いやすくなりますね!

※法律上、原則として、出願する前に、守秘義務のない第三者にデザインが見られてしまうと(=デザインが公開されてしまうと)、そのデザインは意匠登録できないことになっています。ただ、自分が公開した場合は、その見せた行為について救済措置を取って出願すれば、意匠登録できる可能性があります。この救済措置を「新規性喪失の例外適用」と言ったりします。現状、その救済期間は見せた日から6か月ですが、1年に延長される可能性があります。ただし、救済措置を取ってもリスクがないわけではないので、できれば公開してしまう前にお近くの弁理士さんにご相談ください…。

 

ところで、ひろたは この事例集作りに少し関与させていただいておりまして、手元にたくさん冊子がございます。既に何人からも引き合いがあったのですが、ご希望であればお送りいたしますので、こちらお問い合わせページからご連絡ください。
なお、応募多数の場合は、中部経済局管轄5県の中小企業さん>その他の地域の中小企業さん>…それ以外(笑)という優先順位とさせていただきます。

 

今日はこれでおしまい!次回も見ていただけるならぽちっと押してくださいな(。-_-。)/
  ↓↓↓

にほんブログ村

あいぎ特許事務所では 意匠商標担当者を募集しております!詳しくはこちらをご覧ください~

貴社の業務分野・業界トレンド・企業規模・部署規模等の情報を考慮し、企業様ごと・部署さまごとにカスタマイズしたセミナーを提供しております。
知財カスタマイズセミナー

「あいぎ法律事務所」では、知財サポート・企業法務サポートを行っております!
あいぎ法律事務所HP

海外商標や商標に関する著作の紹介など商標実務で必要な情報は、あいぎ特許事務所の商標ページでもアップしております。
あいぎ特許事務所HP(商標)