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ひろたのりねん

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2019年1月、ひろたは、知財業界に入って15年、意匠商標の専任として12年が経ちました。
そろそろゴールが見えてきたこの時期にいままでを振り返り、これまでしてこなかったこと・出来ていなかったことを反省し、また、自分の原点に戻って、今後の”軸”としての「りねん(理念)」を策定してみました。

ひろたのりねん

「支え手よし」「作り手よし」「買い手よし」で、地域経済のサステイナブルな発展に貢献する。

近江商人の「三方よし」をもじりました。
わたしたち(特許事務所)を「作り手」としたら、「支え手」はわたしたちの仕事をサポートしてくれる色んな取引先さん(外部の翻訳会社さん、写真スタジオさん、システム屋さん…など)、「買い手」はわれわれのお客さん、という関係になります。

なんだか青臭くて壮大な「りねん」になってまった (;^_^A
ですが、10代後半のころから ずっと心に温めていた自分の原点に、少し近づいた気がします。


地域経済のサステイナブルな発展に貢献する

「尊敬するヒトは誰ですか?」と聞かれたら、10代後半のころから答えが変わっていません。
社会的弱者のために社会を変革しようとしたヒトに強く感銘を受けます。

田中正造
マハトマ・ガンジー
マルコムX
ネルソン・マンデラ

しかし、自分自身はそんな意思も行動力も全くなく、社会的な活動にごくたまに参加するくらいで、「自分が楽しいこと」を優先させてしまう単なる俗物です。
それでも「いつか時間ができたら社会的貢献ができるような活動をメインにしたい」とずっと考えてきて、それは知財の仕事を引退した後だと思っていました。

なぜかといと、”知財と社会貢献”の関係が、自分の中でうまくつながっていなかったからです。
“知財”は、基本的に、権利を独占させる制度なので、社会貢献とは逆向きだと思っていたのです。(むかし弁理士試験の勉強を始めたころに、ホームレス支援活動をしている友人から「特許って、エイズ等を治せる薬を大企業に独占させて、アフリカみたいな貧しい国の人が買えなくなっちゃう、みたいなやつ?」と聞かれて、うまく説明できなかったことがあります…。)

だけど、15年間知財の仕事をやって、中小企業さんの色々な事例を見てきたら、知財に絡んだ仕事でも小さな社会貢献ができるのではないか?と考えるようになりました。
 
日本の総企業数の99%以上を占める中小企業の数は長期的に減少しつづけており、これがひいては「国民的経済力」(特に地方の経済力)の弱体化につながることは必至です。技術やサービスにキラリと光るものがあるのに、うまく伝えられてない中小企業さんはとても多いです。伝え方を変えることで、うまいこと売り上げアップにつなげられれば、廃業を止めれたり、起業を成功させたりできるケースが多いのではないかなー?と。

そして、「買い手」が潤うことで「支え手」も「売り手」も潤い、また、これらに関わるさらに先の事業者さんにも波及する… というのが、結果として社会貢献になればいいな、と思います。今後の日本の社会構造、特に、地方を考えると、儲けを一か所で抱え込む「一強」ではなく、みんなが「よし」になるような関係で多くのヒトを巻き込むことで、サステイナブルな発展に寄与できるかな?

このサポートには知財以外のスキルも必要だと思うので、今後は、その方向にも活動の幅を広げたいと思っています。

これが、目標とする「地域経済のサステイナブルな発展に貢献する」の意義です。

※ちなみに、知財業界に限っても、地域の知財業界全体で発展しようよ!をモットーにしたいです。地域の知財業界を盛り上げるためには、そうしないといけないのではないか? 少なくとも、同業者から眉をひそめられるようなことをしてはいけないと思っています。


「支え手よし」

弊所と取引のある「支え手」さんも、中小企業さんばかり。だとしたら、「支え手よし」でないと、地域経済のサステイナブルな発展にはならないな、と思いました。
 
いままでの大きな反省として、「買い手」さんの都合を重視するあまり、「支え手」さんに無理をお願いしていたことが多々あありました(すみません、すみません…(激汗)。
「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、日ごろクライアントからの理不尽な?要求に憤っている特許事務所の方が、こと取引先との関係になると同じような要求をしているのをはたから見ているとと「なんだかな~」と感じていたのは事実です。まるで下請けいじめじゃん?みたいな?
では、自分はどうなのか?人のことがいえるのか? …ここは大きな反省点です(激汗
 
今後は、できるだけ「支え手」さんの立場にも立って、出来る範囲から改善していきたいです。「作り手」としては、「買い手」さんとの交渉力も必要になりますが…。


「作り手よし」

「作り手(つまり弊所)よし」に関して、(所長でなく)副所長・意匠商標部門責任者として、ひろたが出来ることは何かな?と考えてみたのですが…。

結論としては、
「専門家としての知識・スキル・経験が商売道具であることを尊重してもらえること」
です。

ピカソの逸話に『30秒に宿る「芸術の値段」』というものがあります(こちらのブログで紹介されています)。

ピカソのような巨匠ではないので、さすがに「100万ドル」とは言う勇気はありませんが(笑)、知識・スキル・経験 は一朝一夕に得られるものではないので、それを尊重して欲しい… という思いは同じです。

知識・スキル・経験が 商売道具のサービス業を行う「作り手」さんは、みな同じ思いを持っていると思います。
 
また、弊所のサービスを支えている所員に気持ちよく働いてもらえるためにも、尊重していただけると、とてもありがたいです。
 
さらに、弊所とお付き合いのある「支え手」さんに無理なお願いをしなくてもいいように、尊重していただけると、とてもありがたいです。

なので、「買い手だけよし」の「一強」ではなく、「支え手」「作り手」も含めた三方が”よし” になるよう、理解を求めていきたいです。

※なお、お客さまにもご都合があることは理解しておりますので、できる限りの努力はをせていただくことは、これまでどおりです!


「買い手よし」

「作り手」よしを謳うためには、当然ですが「買い手よし」が前提となります。

サービス業を行っている以上、言うまでもなくお客さま「ニーズ」に応えることは当然です。
でも「ニーズ」に応えることは最低限。「ニーズ」以上のプラスαのあるアプトプットができるよう、日々進化させていきたいと思っています。

わたしが直接関係する意匠商標部門では、2018年末に新しい弁理士を迎えたこともあり、これまで以上に「買い手よし」に注力していきたいです!

 
   

以上、ながながと書いてしまいましたが、この「りねん」を自分の”軸”としていきたいと思います。

 

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