りねん

ひろたのりねん

ビジネスの発展に役立つ知財のサポートを通して、共存共栄の精神で地域経済のサステイナブルな発展に貢献する

 

2019年に策定した「りねん」をバージョンアップしました。
10代後半のころから ずっと心に温めていた”青臭い”自分の原点にできるだけ近づけています。

「尊敬するヒトは誰ですか?」と聞かれたら、10代後半のころから答えが変わっていません。
社会的弱者のために社会を変革しようとしたヒトに強く感銘を受けます。

田中正造
マハトマ・ガンジー
マルコムX
ネルソン・マンデラ

しかし、自分自身はそんな意思も行動力も全くなく、社会的な活動にはごくたまに参加するくらいで、「自分が楽しいこと」を優先させてしまう単なる俗物です。

それでも「いつか時間ができたら社会的貢献ができるような活動をメインにしたい」とずっと考えてきて、それは知財の仕事を引退した後だと思っていました。

なぜかというと、”知財と社会貢献”の関係が、自分の中でうまくつながっていなかったからです。
“知的財産権”は、基本的に、権利を独占させる制度 -ありていに言えば、儲けの道具 – なので、社会貢献とは逆向きだと思っていたのです。

だけど、15年間知財の仕事をやって、中小企業さんの色々な事例を見てきたら、わたしたちの仕事でも小さな社会貢献ができるのではないか?と考えるようになりました。

日本の総企業数の99%以上を占める中小企業の数は長期的に減少しつづけています。ひいては「国民的経済力」(特に地方の経済力)の弱体化につながることは必至です。

技術やサービスにキラリと光るものがあるのに、そもそも気づいていなかったり、伝えられていなかったりして、うまく活用できていない中小企業さんがとても多いと思います。活用の仕方を工夫することで、収益性アップにつなげられれば、廃業を止めれたり、起業を成功させたりできるケースが多いのではないかなー?

キラリと光る”知的資産””知的財産”を、ビジネスの発展に役立たせるために、わたしたちがサポートできることがある。
イノベーションやブランディングをドライブさせて、新たな価値の創造を促し、その価値を護り育むことで成長につなげることができる可能性がある。

そして、一つの企業の業績が伸びることで、その上流側・下流側の取引先の業績も伸び、さらに先の事業者さんにも波及する… というのが、結果として地域経済の活性化になればいいな、と思います。今後の日本の社会構造、特に、地方を考えると、儲けを一か所で抱え込む「一強」ではなく、関係する多くのヒトを巻き込む共存共栄の精神で、サステイナブルな発展に寄与できるかな?

これが、目標とする
ビジネスの発展に役立つ知財のサポートを通して、存共栄の精神で地域経済のサステイナブルな発展に貢献する
の意義です。

 

 

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