昨日の答えです。
(1)「なめ物」
漢字は「嘗物」。嘗味噌・塩辛・ひしおなど、半固形体に調整した食品(広辞苑より)。「類似商品・役務審査基準」では「きんざんじみそ,たいみそ」が列挙されています。
(2)「にんじんきなてつぶどう酒」
漢字は「人参規那鉄葡萄酒」。明治の頃に流行した薬用酒らしいです。「人参」とは朝鮮人参、「規那」とはキナという木の樹皮から採れる「キニーネ」、「鉄」とは鉄分、ということらしいですが、明治って一体…。
「類似商品・役務審査基準」では『「にんじんきなてつぶどう酒」は、「中国酒」に類似する。』と記載されていますが、この意味、よく考えないとわからん…
(3)「テレックスの操作」
「通信回線で相手を呼び出し→通信文をタイプライターで入力→受信側でプリンタに印字」というサービスらしいです。国際ビジネスでよく利用されたらしいですが、物心ついた頃にはなくなってましたか?(見たことない…と思う…)
(4)「元結」
髻(もとどり)を結ぶ細い緒(広辞苑より)。需要者層が限られそうですね…。ちなみに「元結を切る」というのは「髪を切って僧形になる。出家する。」のことらしいです。
(5)「米さし」
漢字は「米刺」。俵の中に挿し入れて米を抜き出し、その品質を検査するのに用いる、斜めにそいで先を尖らせた竹の筒(広辞苑より)。今は「俵」ではないし「竹の筒」でもありませんが、しっかり現役のようです。
さて、いくつご存知でしたか?全部知っていたら、あなたは立派な商標通!(…?)
本日はこの辺で。
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コメント
Unknown
ひろたさん。
こんにちわ。
全然知りませんでした。
僕にはどれも聞いたことが無かったです。
いろんな商標があるんですね。
そういえばニュース北海道の町で地域団体商標
が認められたとか。
週末は、日本シリーズですね。
名古屋球団の優勝を願っています。
Unknown
商標というか…商品・役務ですね。
地域団体商標、特許庁の登録査定リストでは300件以上ありますね。例の「比内地鶏」があったり。
さて、週末からの試合が楽しみです。