土曜日「たわけか～」という負け方をしたCDですが、昨日は「…」。言葉も出んかった。
さて。
一昔前に流行った“おやじ系”の私には一生ご縁がないと思われる「東京ガールズコレクション」。このTGC（略してこういうらしいですね）を手がけている会社が運営するモバイルサイト「ガールズウォーカー」は若い女性の間で人気です（…らしいです）。そしてこの会社、「ガールズウォーカー」という商標を５件登録しています（＋２件出願中）。
ところが、これら商標登録に対し、「東京ウォーカー」の角川メディアマネジメントが無効審判を請求しました。「わしらのブランドイメージのただ乗りだが！混同が生じてまう」という理由のようです（４条１項１１号or１５号？）。
でもこの審判の請求は認められなかったので、審決取消訴訟を提訴しました。そして今回、その判決が出たようですね。
…というのは全て報道による情報（に基づく推測）で、まだ判決文を見つけられていません。
ところで「東京ウォーカー」ですが、角川の関連会社はいくつも登録商標を持っています。
その中でも被服関係のものをピックアップしてみると…。
実は、被服関係の「東京ウォーカー」登録商標は他会社が持っていたのでした（第５０２０５１５号、第２５類「洋服」などを指定）。この登録商標、角川側に無効審判を請求されて無効になりました。その後で、角川側は第２５類の商品について防護標章登録をしています（第４６３７１８０号防護第１号）。
また、角川側の「東京ウォーカー」でまだ登録になっていないものがありますが、そのうち１つは第３５類のいわゆる小売・卸売業指定（被服の小売・卸売業を含む）で、４条１項１１号適用の拒絶理由が出されています。これが今回の訴訟と関連あるかどうか気になるところです。
でも、いくらおやじな私でも「東京ウォーカー」と「ガールズウォーカー」は間違えんけど…。
そんな一般人の意見、今回の訴訟に上手く反映されているのでしょうか？
ていうか、「ガールズ」っていくつまでの女性を指しとるんだろ？…という疑問を残しつつ、今日はこの辺で。
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