ワサビ、ニンジャ、カタナ

 ドラゴンズ、やっと勝率5割復帰です、やれやれ。
 それよか、憲伸の番組見ました?私はまだ見てませんが、ビデオ撮ってあるので楽しみにしています。

 さて。
 ある世界ではお馴染みのネーミングに、「ワサビ」「ニンジャ」「カタナ」というのがあります。
 外国人が好きそうなネーミングだな~と思った方、その通りです。全て海外ブランドの商品名です(正式には「Wasabi」「Ninja」「Katana」)。

 で、何の商品名かというと、クライミングシューズです(クライミングシューズとは→一例「Ninja」)。
 
 しかし、一体、何を考えてそんなネーミングにしたんだ?
 …と推測するに、
 「ニンジャ」→“忍者のようにすいすい壁を登れます”的なメッセージ、
 「カタナ」→“刀のようなするどい切れ味のクライミングが出来ます”という、若干わけのわからんメッセージ、
 「ワサビ」→????

 「ワサビ」って一体…。何だか、履くと足がツーンときそうな感じがいたします。
 このネーミングを採用したのは、色が「ワサビ色」だから、ということ?(実際の商品はそんな色をしています)でも、言葉の意味をそう捉えると、ビミョーに3条1項3号&4条1項16号系?
 
 では、早速、IPDLで調べてみましょう。クライミングシューズは類似群コード24C01でしょうかね。
 さて… 
 おお、既に「KATANA」も「NINJA」も「WASABI」も、24C01範囲で他社に登録されとる…。
 いつものことながら、クライミンググッズにありがちな結論です。マイナーなスポーツである所以でございましょうか。
 
 でも逆に、「WASABI」が登録されていたことには、感慨深いものがあります(登録第3263102号)。
 この登録商標は釣用グッズを指定していますが、何を意図したネーミングなのでしょうか。
 権利者は海外企業のようですから、tatooで「台所」と入れてしまうのと同じような「なんちゃって和風ネーミング」なのか、実は外国語で「ウオセイビ」と読む語なのか(実際、称呼として挙げられています)。
 ちなみに、経過情報を見てみても3条1項3号&4条1項16号な拒絶理由は出ていないのでした。

 まあ、本日もどーでもよいハナシでありましたが、めげずに次回も見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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コメント

  1. Unknown
    釣り用だから魚(ウオ)セイビ

    なんつて。

  2. Unknown
    かなり高度に日本語を理解している上でのネーミングっつうことですか。
    あなどれませんな

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