果物の皮むきが苦手な私にとって、いちごやぶどうはお助けマン。そのまま手に取って食べられるところが素敵です。
さて、ぶどうといえば→巨峰。(ちなみに愛知県大府市は巨峰の産地でございます。)
そして、巨峰といえば→「巨峰事件」。いわずと知れた商標の超有名事件ですね。巨峰を見つけたら、思わずダンボールの表示を指して「包装容器の出所表示機能を有してない…」とつぶやいてしまうのでは?(そんな人、ちょっと怖いです。)
でも私にとっての「巨峰事件」は、塩尻の駅で起こりました。
十年以上前のこと、私はまだ泊まりがけで山に行っておりました。電車の乗り継ぎの関係で、しばしば駅ビバーク(駅のホームや軒先で寝ること)もしておりました。
さて、その夜は、山からの帰りで、塩尻で駅ビパークをしようとしていました。次の電車は翌日までなかったので、暇を持て余し、駅の隣のショッピングビルをぶらぶらしてみました。
すると、季節柄、ワインの試飲をいたるところでしているではありませんか!おお~、ちょーラッキー。
あっちのお店で色んな種類をちょっとずつ試飲、こっちのお店でも色んな種類をちょっとずつ試飲…を重ねているうちに、結構いい気分に。疲れた体に浸み込むワイン。一通り廻った頃には、ボトル1本くらい行っていたのでは…と思われます。
その夜はぐっすり眠れました(ホームで)。
で…。
はっと気づくと、乗るべき列車がいつの間にやら来ているではありませんか!(しかも、すでに明るい)
ひょえ~、危うく寝過ごすところだった!
寝袋をザックにしまう暇もなく、手に持って電車に駆け込む私たち。かなり異様な感じだったのか、他の乗客の方々の冷たい視線。車両の隅でそそくさと寝袋をザックにしまい込んだのでした。
そう、「巨峰ワイン」が悪さをしたのです。
これが私の「巨峰事件」。
…今日もどーでもよいハナシでした…が、また見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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