今日は広告のハナシを2つ。
■最初は、VOW的なハナシです。
え?
VOWご存知ない?
じゃ、宝島は?
…今は昔のことなんですね…(詳しくはネット検索なんかで調べてくださいませ)
GW中に群馬県のひなびた温泉に行ったのですが、そこでシュールな看板を発見しました。
この温泉には以前にも行ったことがあるので、そのときからこの看板に目を付けておりましたが、ようやく撮影する機会に恵まれました。
いまVOWがあったら(ひょっとしてある?)、投稿いたしますのに。
その注目の看板は、「塩まくら」。
「塩」を入れた「まくら」の宣伝用の看板です(あ、識別力なし?)。
この「塩まくら」の看板に書かれた謳い文句に釘付けです。
「どんな病気も治る」と力説しております。
多分、信じれば…。
温泉街は5分も歩けば終わってしまう小さなコミュニティなのですが、中心部(ダウンタウン?)ではほぼ15mおきに「塩まくら」看板を目にしました。力の入れ具合が伺われます。
そして、これら「塩まくら」看板をたどっていくと、その先にあったのは…
おお!「塩まくら」を製造販売しているお店なのでした。
この写真、携帯カメラで撮影したのですが、「カシャコー」という携帯音が鳴った瞬間、お店のご主人が出てきた!
ちょー焦って、ダンナと二人で猛ダッシュ!
(子供ですか…)
で、ご主人がお店に引っ込んだところでもう一枚!
どうですか。
「塩まくら」全面に押し出してます。
シュールな看板を駆使してまんまとお店に導くこの戦法。
いや、ご主人的にはシュールにしたつもりはないか、えっと、言い換えると、
おや?っと目を引く広告で、知らぬ間に誘導するこの戦法。
他のフィールドでも上手く活用できますね。
(無理やりなまとめ?)
なお、以前に来たときは、猫の形をしたお手製の傘(目玉やひげは手書き。値札付いてたから売り物だったらしい)など、もっとシュールな商品が店頭にたくさん並んでいたのですが、すでに撤去されていたようで残念。
…以上です。
■え?おもしろくなかった?
…では、お口直しにもう一つ。
今度は、お友達のMさんからいただいた写真をご紹介します。
札幌の飲み屋さんのテーブルに置いてあった醤油の瓶からひっぺ剥がしてきたという逸品(ええっ~、酔っ払った勢いとはいえ…笑)。
Mさんが釘付けになったのは
「おいしさのひみつ」
というフレーズ。
釘付けになった理由は、
「おいしさのひみつ」というように、「美味しい」ということを前提として説明されれば、美味しく感じる、という方は多いはずだ。
この広告的表現は、大変気に入った!
とのこと(Mさんのブログから引用させていただきました。ブログにリンク貼ってよかったのかな…?←OKいただいたので貼ってみた)
一方、私は
「歯舞はおいしいこんぶの最前線です。」
というフレーズにシビレました。
これ以上北に進んでも“おいしいこんぶ線”はないんだ、的なアピールが、わたしの旅情をかきたてました。
自分の仕事もシビレるフレーズを使ってアピールしてみたいものです。
一枚の中に2つも人を引きつけるフレースが入ってるなんて。
根室漁協さん、やりますね。
本日はこの辺で。
次回も見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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