昨日は「弁理士の日」だったそうです。実は、ドクガクさんから、弁理士の日の記念ということで、あるテーマでブログ記事を書くことを誘われていました。
そのテーマというのは、
「ワーク・ライフ・バランスの取り方」
…
いきなりワーク・ライフ・バランスを思いきり崩して夜まで仕事してまったので、指定の「弁理士の日」にブログを書けんかったです(汗
他の方たちはちゃんと書いたんだろーなーと焦りつつ、一日遅れて書かせていただきます。
とはいえ、サムライ業をシャキーンとこなしている方は、
「ワーク・ライフ・バランス? 何それ、おいしいの?」
と答えるに違いない…(かな?)
自分も、正直、ワーク・ライフ・バランスの取り方について考えたことがないので(決してサムライ業をシャキーンとこなしているわけではないが)、何を書いてよいのやら。今年もむずいテーマを与えられてしまった…。
既に書かれている他の方の記事を見てしまうと無意識に影響されるので見ないようにして、自分の過去の苦い(?)経験を踏まえながら、何とか書いてみます。
「ワーク・ライフ・バランス」についてつらつらと…
1.新人と呼ばれる時期(知財業界に潜入して/弁理士試験に受かってから3年以内)
ワーク・ライフ・バランス? そんなもん、考えてはいけません。
新人の間はひたすら仕事に没頭しましょう。一刻も早く取引先さまの信用を得られるようにならなければなりません。
この時期のスタートダッシュは非常に重要で、ここでぼけぼけしとったら他の方と大きく水を開けられて後々の知財人人生に大きく響くと思われます。
最初の3年間は何があってもとにかく踏ん張って頑張る。ワーク・ライフ・バランスなんて言葉、知らんでいいです。
2.“溜め”の時期(知財業界に潜入して/弁理士試験に受かってから4年目~8年目くらい)
仕事にも慣れてきて余裕が出てくる時期です。んが、自分の進むべき方向を改めて考える時期でもありますので、ワーク・ライフ・バランスなんてそっちのけで、色々活動しましょう(もちろん仕事は責任もってきちんとこなすことが前提でないと本末転倒)。
専門の技術に精通して極めようとするのもよし、外国語の勉強に没頭するのもよし、判例研究しまくって論文書きまくるのもよし、あるいは自信があれば独立を考えて準備するのもよし。この時期に、自分の“溜め”を作りましょう。
とかやってると、やはりワーク・ライフ・バランスとか考えられんと思われます。
3.中堅と呼ばれ始める時期(知財業界に潜入して/弁理士試験に受かってから9年目くらい~) ←わお、私はいまここ。
そろそろ自分の途も決まり、さらなる実績を積み上げていく時期です。
後輩の指導・経営に関わるなどそっち系の仕事で責任が重くなりますが、自分の仕事自体については随分余裕が出てくるのではないでしょうか。
私はいまちょうどこのステージにいますが、ワーク・ライフ・バランスをことさら意識しなくても、結果として、最低週に一日は休日を取れています。
但し、平日は全くといっていいほど家事をする余裕がありませんので、いわゆる「妻」的グレードは最低レベルです。洗濯や買い物など日々発生する家事仕事は全て夫の担当となっている現状を考えると、自分が休日が取れてる余裕があるのも家族の協力あってこそ。とても感謝しております。
で…。
上記のとおり、私のワーク・ライフ・バランスは大きく崩れており、かなりワーク寄りです(おっさん型。誰ですか!「型」じゃなくてそのまんまだろ、と呟いたのは!)。お子さんがいる女性に比べてかなり見劣りするバランスでございます。
「ワーク・ライフ・バランスの取り方」というテーマについて、全くといっていいほど回答できるような工夫はございません。強いて言えば、数ある男性の中からそんなダンナをピックアップした自分の選択眼が素晴らしかった、とでも言っておきましょうか(さり気にのろけてみた)。
4.まとめ(?まとまらんけど)
思うに、サムライ業を選択した時点で、引退するまで走り続けなければならない(止まったら周りの優秀な同業者に置いてけぼりくらう)ので、ワーク・ライフ・バランスが二の次になるのは仕方がないのではないでしょうか。
でも、知財業界に潜入してからの時期や、家庭や職場の環境によって、結果としてライフ・ワーク・バランスが取れている、ということはあると思います。それでいいんじゃないかなー。
そして、家庭や職場の環境の要因が大きかったら、思いっきり感謝しましょう。心地よく働かせていただいてありがとう、と。
…というわけで、「ワーク・ライフ・バランスの取り方」について、全く回答になってないことをつらつらと述べさせていただきました。
ちなみに… あと15年くらい経ったら「ライフ・ワーク・バランス」になっとったら嬉しいなw そのためにも、今はワーク寄りで頑張ります!
本日は以上です!次回は商標のハナシです(たぶん)。次回も見ていただけるならぽちっと押してくださいな(。-_-。)/
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コメント
御参加いただきありがとうございます。
早速拝読させて頂きました。
「ワーク・ライフ・バランス? 何それ、おいしいの?」
正解ですwww
ところで、他の先生方の記事を見た感想ですが、
バランスを取るというよりも、
以下に充実した仕事・生活を送るか、
ということを重視している様な印象を受けました。
また、所長弁理士になると、
今度は組織としてワーク・ライフ・バランスを取ってもらうことに考えが及ぶのかもしれません。
難しいテーマだったかもしれませんが、
色々な先生のお考えを知ることができて有意義でした。
Unknown
ドクガクさん、コメントありがとうございます。
捉え方も環境もヒトそれぞれなので、ことさらバランスを意識しなくてもいいんじゃないでしょうか。
結果としてバランスが取れているならそれでOK、ただ周りの方には十分感謝しましょう。
というのが自分の結論でした。