スノーモンキーとambush marketing

　先週末は伊豆に岩登りに行きました。それなりに成果があって、年始から際先の良いスタートです（注：あくまで岩登りライフ的なハナシ）。
　で、伊豆と言えば温泉です。宿泊した簡易宿に着いたら、な、なんと露天風呂が付いているといいます。薄汚な系岩登りビトにとっては、かなり贅沢な感じ。
　嬉々として駆けて行ってドアを開けたら…。
　ドアの先からマジで青空市場状態でした。伊豆とはいえ、冬の星空の下、さぶー…。

　さて、冬の露天の温泉といえば、おサルさんですね（←また強引な繋げ方を（汗））。いわゆる「スノーモンキー」です。　
　あーそういえば、Ｍさんに教えていただいた「スノーモンキー」の商標の件があったなぁ。確か、すったもんだしたとか…。

　早速IPDLってみたら『スノーモンキー』の称呼で３件ヒットしました。
　「スノーモンキー＼雪猿」（登録第5317068号）
　「スノーモンキー＼雪猿」（商願2010-072162）
　「雪猿＼ｓｎｏｗ　ｍｏｎｋｅｙ」（商願2010-082388）

　すったもんだしたのは、どうやら一番目の登録商標のようです。
　一番目の商標、最初は地元のホテルさん３軒で共同出願されていました。地元以外の方が商標出願する動きを察知したことから、防衛的に出願したとのことです。ところが、地元町内から「３社で独占するのはいかがなものか」との反発の声が上がったことから、登録後に町に譲渡することも考えられていました。しかし、ここでもすったもんだがあり、最終的には長野電鉄さんと地嶽谷野猿公苑さんに無償譲渡されたとか。
　（以上、47NEWSの記事をヒロタ的に要約しました→詳しくは「47NEWS 「スノーモンキー商標登録」検索結果をご覧ください）

　ここで、なぜかハタと思い付いたのが、スノーモンキーがambush marketingの対象になり得えないかなーということ。
　冬季限定＆地域限定と考えて、イベントちっくと言えば、言えないことはない？
　「あったまれ！冬のおサルたち！
　 あいぎ特許事務所は地獄谷温泉のおサルを応援します。」とか。
　…あれ？だいぶ違いますかね、すんません…（汗＆苦笑）。
　えー、仮にそんなことをやり始める企業があったら、さらにすったもんだしますでしょうか…

　今日もどーでもよいハナシでございました、すんません…
　懲りずにまた見ていただけるのならぷちっと押してくださいね…
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※左上の画像データは名古屋市さんのご好意により提供していただきました。
この記事を読んでひろた興味を持たれた方は…

【執筆記事】
　　「知財管理」誌　ＶＯＬ．６０ 　ＮＯ．６
　　（並行輸入と商標権侵害　-並行輸入の抗弁における「同一人性の要件」及び「品質管理性の要件」-）

　　「知財産管理」誌　ＶＯＬ．５８　ＮＯ．５
　　（「腸能力」審決取消請求事件（平成１９年（行ケ）第１００４２号　審決取消請求事件）
     内容はこちらからどうぞ

【関係事件】
　代理人になった事件です。負けたのでご紹介するのをためらっておりましたが、思い切って…。
　平成１８年(行ケ)第１０３６７号審決取消請求事件
　なお、牛木理一先生のＨＰで紹介いただいているので（「特許ニュース」２００７年６月２９日号の記事です）、そちらも併せてご覧ください～（こちらのＢ－２７の項です）。

【ＺＩＰ ＦＭ Ｚ－ＴＩＭＥ ＢＩＺ】
　ここのフォトギャラリーになぜかわたくしが。
  見付からないよ～？→2008/07/23のところ…

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