(前回までのあらすじ:
特許庁審査官から拒絶理由通知が届き、出願人は意見書・補正書を提出した。ところが、ここに、衝撃的な大きな問題があったのだ…)
思い出してください。
意見書の【あて名】は、拒絶理由通知を出した各審査官です。
つまり、審査官親展的な?審査官の手元に直接届く的な?
ところが、意見書に、
「…同日付で提出した手続補正書により…」
なんて書いてあったら、コトは大変です。
なして?
よく思いだしてください。
補正書の【あて名】は、「特許庁長官殿」。
各審査官ではありません。
そう、つまり、
・意見書→審査官の手元に直接届くのに、
・その意見のベースとなるブツ(補正書)→長官室に運ばれているのです。だって、長官殿あてで提出した出願書類の内容をうやうやしく補正させていただくものですものね(みんなー、“うやうやしく”補正書作ってる?)
補正書ベースというやっかいな意見書を受け取った審査官は、長官室まで補正書を取りにいかねばなりません。
とはいえ、審査官が一日中チョロチョロ長官室にやって来られたんじゃ、長官殿もたまりません。
なので、補正書の「授与式」があるのです。朝の出願書類の「授与式」とは別の時間帯に。
この補正書の「授与式」は、通常、昼一に行われるようです。
この“昼一”という時間帯は絶妙なタイミングでして。
なぜって、お昼に餃子定食を楽しみにしていた審査官は、餃子を諦めざるをえません。長官室ににんにく臭を漂わせて入るのは失礼ですからね。
朝から餃子定食だけを楽しみに午前中を乗り切った審査官に
「ちっ、補正なんかしやがって」
と思われること必至です。
かといって、補正書提出しないわけにいかない場合も多いし。ここは審査官に我慢してもらうしかないですね。
H26の任期付審査官に応募した方(こんなアホブログをご覧になっている方はたぶんいないけど)、ここんとこ我慢のしどころですから!
以上で、長官殿をネタにしたこのアホ記事はおしまい。
ところで、今日は何の日でしたっけ?
あー 街にフレッシュな新入社員があふれる日でしたー 4月1日ねー
次回も見ていただけるならぽちっと押してくださいな(。-_-。)/
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