INTA 第136回年次総会に参加しました

6月13日(金)開催のビッグイベントはこちら→NHK「太陽の罠」と連動した企画! by「だが屋

香港で開催されたINTAの年次総会に出席してきました。

香港を訪問したのは3回目でしたが(一回目は学生のときにバックパッカーとして、二回目はAPAA参加のため)、初めてどえらい雨にたたられました。
実は、INTAが始まる前日に一日お休みをいただいて、climber-attorney たちと岩登りを楽しむ予定だったのですが、当日は土砂降りの雨… がっかりです。仕方がないので indoor climbing gym に行ってお茶を濁しました。
来年のINTAではちゃんと岩登りできるかな?

そして、INTA開催中は、「女子会」を開いたり(誰が「女子」やねんー)、路上でナンパした方と無理やりご一緒させていただいたりして(厚かましいぞー)、ほぼ毎晩おいしい食事とおしゃべりを楽しみ、思い切りエンジョイしておりました。

そんなこんなの様子はFBにあげておりますのでFBのアカウントをお持ちの方はよろしければご覧ください。https://www.facebook.com/#!/hirota1

…などと書くと、遊んでばっかりみたいなので、一応、ちゃんとお仕事をしたという証拠を。

弊所からINTAへはいつもわたくし一人で参加するのですが、「AIGI Gruop」代表ということで、意匠・商標のprosecutionのことだけでなく、著作権のこと・特許のこと・litigationのことももちろんお話できなければなりません。

今回は日本の法改正についてちょくちょく聞かれたので、特許の法改正についても事前にお勉強しておいて、マジよかった。

特許の法改正といえばまずは異議申立制度の復活ですね。復活するからには、無効審判との関係で異議申立のメリットがなければ意味ないはずで、最もわかり易いのは、利害関係のないダミーでも申立てできるところでしょうか。

一方、商標の方は、H15改正で特許に異議申立制度が無くなった後も、商標は異議申立と無効審判の二本立てできていて、異議申立はダミーでもOK、無効審判は(明文規定はないものの)利害関係人しかダメとなっていましたが、特許のあおりを受けて(?)無効審判の方に明文規定がなされるんですね(新46(2))。

もっとも、利害関係もあってダミーでなくても全然大丈夫という場合は、当事者系で面倒っちい無効審判の前に、比較的簡易な手続きでレビューできる機会が一回増えるというメリットがあることになるのでしょうが、逆に、異議申立で負けた場合は無効審判請求するしかないのでコストも一回分増えることになりますね… 悩ましいところですね。

…とかなんとかといったようなお話をしてきたのでした。

逆に、各国代理人からは、特許審査官の最近の動向やら、商標の出願手続の細かい事項やら、法改正やら色んな情報をゲットしてきました。

公式には一応かっちょいいこと言ってるので、ご覧ください。
http://aigipat.com/whatsnew/detail_305.html

INTAから戻ってきてやっと一息できそうなので、このブログもぼちぼち更新していきます。

次回も見ていただけるならぽちっと押してくださいな(。-_-。)/
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