技術士さんとの交流会で意匠をプッシュ

先日、技術士の方と弁理士の若手同士の交流会がありまして、運営側で参加してきました。

中部本部青年技術士交流委員会と、弁理士会東海会フレッシュ委員会との合同イベントで、今年が2回目の開催となります。

テンポのいい10秒自己紹介メドレーのあと、セミナーパートでは技術士弁理士各3名の発表がありました。

技術士の方の発表は、知財が生まれ、活かされていく現場のお話だったので、思わず聞き入ってしまいました。
特に、分析関連の業務に就かれている方の、素早く正確な分析作業のために、自分の担当する機器のメンテナンスを欠かさず、そして常に新しい分析手法等にもアンテナをはっているというお話は、企業に求められる責任を、まさにそういった意識の技術者が支えている、という感慨がありました。
知的財産を取得した後も、クオリティを高水準に保っていくためにプロフェッショナルな技術者の方が努力されることで、新しさの次のステージとしての信用が蓄積していくわけですね。

弁理士側の発表では、AI特許や、スタートアップの知財トラブル事例の紹介がされ、契約書の注意事項など、参加者の方がさかんにメモをとる姿が見られました。

そんなためになるお話のあと、まさかのわたくし岩田が大トリを務めさせていただきました。

近年の意匠の法改正をメインテーマに、簡単になった新規性喪失の例外適用手続きと、新しい意匠の登録事例のご紹介をさせていただきました。

特に、新しく意匠登録が可能となった画像・建築物・内装の意匠については大いに驚いていただき、様々な分野に意匠の活用の可能性が広がった喜びを技術士の方とも分かち合ってまいりました。

交流会のセミナーの様子

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