外国

商標・意匠国際登録制度活用ガイド

特許庁の「商標の国際登録制度活用ガイド」及び「意匠の国際登録制度活用ガイド」の2つのパンフレットが更新されました。

海外で商標権・意匠権を取得する際に利用できる国際登録制度の概要が紹介されています。
特許権に特許協力条約(PCT)に基づく国際出願制度があるように、
商標・意匠にも国際登録制度があり、複数国に一括して出願手続ができるようになっています。
 ・特許・実用新案:特許協力条約(PCT)に基づく国際出願制度
 ・商標:マドリッド協定議定書(マドプロ)に基づく商標の国際登録制度
 ・意匠:ハーグ協定のジュネーブ改正協定に基づく意匠の国際登録制度

2022年5月から中国がハーグ協定に加入したため、海外で意匠権を取得する際の選択肢が広がっています。


▼詳細は特許庁HPをご覧ください。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/sonota-info/panhu.html#kaigai_kenri

特許のPCT・商標のマドプロ・意匠のハーグ協定は、
必要な手続きや利用できる国、権利維持の方法等が異なり、それぞれに特色ある制度となっています。
海外での知的財産権取得をご検討の際には、ぜひ弊所 弁理士までご相談ください。