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【ハーグ国際意匠登録】最近のニュース

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もあいぎ特許事務所をよろしくお願い申し上げます。

今年最初の投稿では、ハーグ国際意匠登録制度の最近のニュースを2点お届けします。

1.ウズベキスタンの加入

ウズベキスタンが新たにハーグ協定のジュネーブ改正協定(1999年改正協定)に加入しました。当該改正協定は2025年1月10日に発効し、この日以後、国際意匠出願において、ウズベキスタンを指定することができるようになります。

ウズベキスタンの加入によりハーグ協定の締約国総数は81になります。

詳しくは、特許庁のサイトをご参照ください。

2.1960年改正協定の凍結

昨年開催されたハーグ同盟総会において、2025年1月1日にハーグ協定の1960年改正協定の適用を凍結することが決定されました。凍結の結果、2025年1月1日以降は、1960年改正協定に基づく国際出願や同法に基づく新たな指定はできなくなります。

日本は、ジュネーブ改正協定(1999年改正協定)の加盟国であり、ジュネーブ改正協定の加盟国のみを指定国とすることができることになっているため、この凍結が実務に与える影響はまずないと考えられます。


詳しくは、特許庁のサイトをご参照ください。



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