欧州特許セミナー

３月４日（月）に弊所セミナールームにて、欧州特許セミナーを開催しました。

マイスナーボルテ特許法律事務所の山崎孝博日本／欧州弁理士とアンドリュー・パーカー欧州弁理士を講師に迎え、
「ソフトウェア／ＡＩ関連発明特許の最近の状況と欧州単一特許制度開始後の変化」
というテーマでお話しいただきました。

まず、「ソフトウェア／ＡＩ関連発明特許の最近の状況」について、欧州およびドイツでは、プログラム自体は特許の保護対象にはなっていませんが、以下の場合には保護対象となるとのことで、具体的な例や日本との比較など示していただきながら解説していただきました。

欧州：プログラムが更なる技術的効果を発揮する場合

ドイツ：具体的な技術的問題が解決される場合

次に、欧州単一特許制度開始後の８か月間の統計に基づいて現状を教えていただきました。また、統一裁判所の最初の判決について解説していただきました。

各テーマの内容は以下の通りです。

ソフトウェア／ＡＩ関連発明特許の最近の状況

・法的規定

・EPOのアプローチ

・GPTOのアプローチ

・実際の審査

・比較JPO-EPO

・推奨

欧州単一特許制度開始後の変化

・統一特許制度の現状
・最初の決断
・展望

質疑応答では、丁寧な回答をいただき、大変有意義な時間となりました。

なお、セミナー資料をいただきましたので、ご希望の方はこちら（ https://aigipat.com/contact/index.html ）からご連絡ください。

あいぎ特許事務所