ピラティスってリハビリトレーニング用なのに

 クライミングに効果がありそうだということで、少し前からピラティスをはじめました。
 ピラティスは負傷兵のリハビリトレーニングとして最初は考案されたとのことですが、やってみると結構きついです。
 
 腹筋には少々自信のある(?)わたくしでも、決められたセット数をやり切ろうとするとプルプルしてしまいます。しかも、初めて行った次の日は筋肉痛でした!あわわ。
 おそらく、いつもと違う筋肉(インナーマッスル)を使うためでしょう。

 さて、ピラティスは流行ものですので、関連商標が登録されているだとうと思って調べたら、「○○ピラティス」「○○PILATES」などが登録・出願されていました。

 ところが、あにはからんや、「PILATES」そのものも登録されています(登録第4043651号、指定役務「技芸・スポーツ又は知識の教授,運動施設の提供」)。
 登録日は平成9年ですので、昨今の流行より随分前です。おそらくその時分は、ピラティスが知られていなかったので、識別力の問題もスルーしたのでしょう(拒絶理由通知も出ていないようです)。
 そもそも特許庁が付した称呼は、『ピラト、ピラトス、パイレッツ、ピラテス』です。パイレッツって…これだけピラティスが有名になった現在では、“自然の称呼”とはいえないかも??

 そして、これだけピラティス関連の商売が花盛りとなり、「ピラティス」がフツーに使われている現在では、「PILATES」の商標権、かなり権利行使しにくそうですね…。

 カラダのコア(インナーマッスル)を鍛えると腰痛にも効きそうですね。特許事務所に勤務されている方など、一日中座りっぱなしの方に向いているかもしれません。試してみては?

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コメント

  1. Unknown
    ピラティスと読めなかった私は、パイレイツと読みました。
    海賊?いや映画じゃなくて、ピッツバーグ・パイレイツ。
    メジャーリーグのチームですよね。
    最初に頭に浮かんだのは野球でした。
    審査官は何を思ったのでしょうか?

  2. Unknown
    あれれ?hisashi49さんは、需要者層ではないのですね…
    審査官は、一応、需要者層の気になって類否判断をしなきゃならないのですが、平成9年当時はまだピラティスが知られていなかっただろうから、登録されたんじゃないかなぁ

  3. 腰が痛いのは、辛いですね。

    腰が痛いのは辛いものです。
    私も14年間悩まされました。

    私が考案した腰痛解消法をお試しください。

    【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。

    腰をお大事に。

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