「昨日の新聞に〇〇載ってたよねー」といったら、ふつーに中日新聞を想定した会話になってる名古屋圏。
CDファンなら尚のこと、当然に中日新聞を購読していることが暗黙の了解事項とされています。
実は…
我が家は全員(二人だけど)CDファンなのに購読してません(汗)。
それをカミングアウトすると、「マジでCDファンなんですか?」という表情でせせら笑われ、かつ、「こいつは信用ならない」という目で見られます。
…と感じます。
さて、そんな中日新聞に掲載された記事について、m-kenさんからの情報の受け売りです(汗)。
5月12日の朝刊(12版30頁)に「野獣丼」商標事件の判決に関する記事が掲載されていたとのこと。
「野獣丼」の商標事件は昨年(2009年)の夏ごろ話題になっていました。
商品「豚丼」について「野獣丼」なる登録商標(第5010965号)を持っている福井市の元飲食店経営の男性が、無断で丼物を販売したとして、東武百貨店などに商標権侵害で損害賠償を求めた訴訟です。
今回、福井地裁の判決が出たので、ニュースになりました。
このニュース、全国紙には載ってなかったし、ネット検索しても他のニュースでは出てこないです。
さすが地元、やるな中日新聞。
新聞記事の内容を簡単にご紹介すると、裁判所は男性の請求を棄却したとのこと。
「原告は豚肉の薄切りを、被告はくしカツなどを丼に盛っている」として、形態の違いなどを理由に権利の侵害を否定したそうです。
被告側の弁護士さんは「主張が認められ、妥当な判決と考える」とコメントしたそうな。
この記事の内容が本当なら、VOW級の判決ですね(笑)。
確かに登録商標の指定商品は「豚丼」で東武百貨店のは「くしカツ丼」だけど、禁止権が泣いてるじゃーん。
と、軽く突っ込み。
(蛇足ですが、ちなみに豚丼もくしかつ丼も類似群コード32F06でございます。)
でも、権利者の方が“元”飲食店経営ってところがちょっと気になる感じです。
3年以上不使用だったりして(笑)。
気になって「野獣丼」でネット検索してみると、2007年頃にお店が存在したかのような記事を書いているブログが散見されますが、2009年になると「店をたたんだ」云々と書かれていたりします。
ギリ取消しされない感じですか?
以上、m-kenさんの情報に頼りっきりのハナシでした(汗)。
本日はこの辺で。
次回も見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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この記事をご覧になって、商標などに興味を持たれた方は…
■本店「商標登録出願サイト」にも是非お立ち寄り下さい。
■商標亭テイクアウトコーナー
どこが知財と関係あるの?なんて聞かないでください。趣味の世界を独走中…
※注意!弁理士さんや知財部門のご担当など、クロートの方へ!
このブログでは、わかりやすくするために、正確でない表現を使ったり、はしょったり、大雑把にしてたり、…等々してますが、目くじら立てずに見逃して下さい<( )>
また、判例は、“ホットなうちに”スピード重視でご紹介しておりますので、読み間違い・勘間違い・理解間違いがあるかもしれません。疑問を感じられたらご一報いただけるとありがたく存じます<( )>
コメント
Unknown
本件、なかなか判決書&別ソースの情報が入手できません。ネタ元として申し訳なく思います。
とにかく原告さんには控訴して頂きたいのが外野の者としての希望です。
中日新聞は取りあえず今月の夕刊は購読された方が良いかも。
ワタクシ、その方面門外漢のためどんだけ凄い人か分からないのですが、山野井さんのコラム、とても面白いです。
Unknown
m-kenさん、おはようございます!
ネタ勝手に使わせていただいてすみません(汗)。
ここに控訴を期待する人間が二人!(笑)
中日新聞、今月だけピンポイントで夕刊購読するってのは…コンビニなどで入手できるのかな?
山野井さんのコラムだけまとめて書籍になったりしないかなぁ。