※Mさん、情報ありがとうございました!
昔、ミヤタの自転車に「ルマン」という人気シリーズがあったそうです。
そして「ルマン」は商標登録もされていました(第1147852号、自転車並びにそれらの部品及び附属品等を指定)。
この「ルマン」の商標登録に対しては、3回も不使用取消審判が請求されておりました。
請求人は、昨日ご紹介した事件の被告さん(西部オートモビルクラブ(Automobile Club de l’Ouest))です。
1回目は全部取消し請求されましたが、請求不成立でした(平04-005431)。
2回目は一部取消し請求されて、請求成立となりました(2004-030746 )。取消されたのは「自転車のタイヤ,自転車のチューブ」に係る部分。
3回目は全部取消し請求されてますが、まだ審決が出てないようです(それともIPDLにアップされてないだけなのか…)(2009-301008)。
なお、この「ルマン」の商標権は放棄されて、今では権利抹消となっております。
…で、ネット検索してみると、ルマンマニアが結構いるんですね…。
あれれ、よく見ると、ダンナが前乗ってた古い自転車、これだったんじゃないかい?(宮田君のロードレーサーと言ってたし)。
若かりし頃、二人で長島温泉の遊園地(東海地方随一の遊園地)まで颯爽と自転車に乗って行ったけど、帰りにパンクしてバスでとぼとぼ帰ったことが思い出されます…。
本日はこの辺で。
次回も見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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この記事を読んでひろた興味を持たれた方は…
【執筆記事】
「知財産管理」誌 VOL.58 NO.5
(「腸能力」審決取消請求事件(平成19年(行ケ)第10042号 審決取消請求事件)
内容はこちらからどうぞ
【関係事件】
代理人になった事件です。負けたのでご紹介するのをためらっておりましたが、思い切って…。
平成18年(行ケ)第10367号審決取消請求事件
なお、牛木理一先生のHPで紹介いただいているので(「特許ニュース」2007年6月29日号の記事です)、そちらも併せてご覧ください~(こちらのB-27の項です)。
【ZIP FM Z-TIME BIZ】
ここのフォトギャラリーになぜかわたくしが。
見付からないよ~?→ここです
コメント
Unknown
そうですか、「ルマン」は放棄されたのですか。ほぼ30年前に購入した「ルマン」のスポルティフが、当家では現役です。
作りはしっかりしてるし、構成部品はよいし、クロモリのフレームは、適度にしなって気持ちよいし、整備を怠らなければ耐久性は立派です。
フレームに記された商標は誇らしげですよ。
あ、ということは、これから乗っていると商標権侵害で捕まってしまうの!?
オークションに出だすと通報されちゃうの!?
Unknown
hisashi49さん、こんばんは!
hisashi49さんの宮田君は30年も現役を続けてらっしゃるのですね、素晴らしい!
メンテをしっかり行っていらっしゃるのでしょうね!
(我が家の宮田君はかなり前に引退いたしました)
今後、他社さんが商標権を取得するかどうか気になりますね