【米国特許】RCEも優先審査適用に
- 2011.12.26
USPTOは、2011年5月から施行されていた優先審査を、RCE出願にも適用することになりました(2011年12月19日付)。
これにより、優先審査は、通常の新規出願のみならず、2011年12月19日以前のRCE提出後の出願・2011年12月19日以降のRCE提出後の出願にも適用されることになります。
優先審査は下記条件を満たす限り適用され、12カ月以内に審査結果が出されます。
■条件
・申請時期
新規出願: 出願と同時に申請
RCE: RCE提出と同時に申請又はRCE提出後(但し、1stOAより前にEFS-Webで提出が必要)
・申請費用
申請費用$4,800(小企業$2,400)++処理手数料$130(+申請時に出願公開されていない場合は公開費用$300)
・対象案件
新規出願: 通常の米国出願(パリ優先権主張出願・継続出願・分割出願を含む、PCT国内移行出願を除く(但し、バイパス継続出願を行うことで適用可)、再発行出願・仮出願・再審査出願・意匠出願を除く
RCE: 通常の米国出願又はPCT国内移行出願について提出されるRCE
・回数
RCE後の適用:一出願につき一回
・クレーム
申請時に、独立クレーム4個以内・総クレーム数30個以内・複数従属クレームを含まないもの、
・除外
補正で上記条件に一致しないクレームとなった場合、OA応答期間延長を行った場合は、優先審査から除外される。
USPTOの規則はこちら
http://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2011-12-19/pdf/2011-32434.pdf