昨日はセリーグ全滅でした まぁ、順位が変わらないことを“良し”としますか…
ところで、最近、スポーツ施設に企業名やブランド名が付されることが多くなってきました。野球場なら「Yahoo!BBスタジアム」とか、サッカー場なら「味の素スタジアム」とか。名古屋でも、名古屋市の総合体育館が「日本ガイシ スポーツプラザ ガイシホール」という名前に変わりました。
ところで、スポーツ施設の名前は、そのままでは商標に該当しません。商標というのは、それを使う商品とかサービスが特定されなければならないからです(一言に“スポーツ施設”といっても、どんな商品なのかどんなサービスなのか、特定できていませんよね)。
じゃあ、どうしたら商標に該当するようになるのでしょうか?
例えば、スポーツ施設を貸して対価を得る場合、「運動施設の提供」というサービスを特定すれば、商標に該当します。また、ネーミングをタオルとかTシャツに付して販売する場合、「タオル」「Tシャツ」等の個々の商品を特定すれば、商標に該当します。
商標というのは「これが私たちの商品です」「これが私たちのサービスです」と識別させるものなので、商品とかサービスを特定する必要があるのです。
それにしても、それまで馴染んできた施設の名前が「ネーミングライツ」によって変わるのって、ファンとしてはどうなんでしょうか?
幸い、名古屋のドームは今のところ「ナゴヤドーム」※ですが(株式会社ナゴヤドーム)、ある日突然、他の特定の企業名に変わっちゃったら…
※ちなみに「ナゴヤドーム」は商標登録されています。
本日はこの辺で。
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※注意!弁理士さんや知財部門のご担当など、クロートの方へ!
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