大阪の方は納得しとるんだろか…

「面白い恋人」。
いや、「白い恋人」でなくてね、「面白い恋人」。

twitterで話題になっていたとかで、既にご存知の方も多いのでしょうか（自分のTLでは話題になってなかったので知らんかった）。
吉本新喜劇の売店で販売されているとのこと。
詳しくはこちら→広島ニュース「食ベタインジャ」2010年07月22日の記事、Exite Bit 2010年8月11日の記事

ふーん、みたらし味クリームをサンドしたゴーフルですか。何とも、、、なビミョーさ加減が乙な感じです。

そして、売店のオジサンが言ったとされている言葉、
「ホンモノの白い恋人の人に訴えられるまでしか売らない！」
って…（苦笑）。

思うに、「面白い恋人」は「白い恋人」と類似か混同生じるかと言われると、ビミョーですよね、パロってるのが丸わかりなので。
しかしながら、これだけ周知の商標（というか、殆ど著名の域に達してる商標）は、パロられるとdilutionやtarnishmentが起こり得るので、何とか保護したい…というのが、最近ホットな課題となっとるわけでした。
（てなことを、以前のエントリでもちょい書きましたので宜しければご覧ください（侵害系でなく権利化系のハナシでしたけど）→「シーサvs.プーマの行方は…」の最後の３．）

じゃ不競法的にはどうでしょう？
パッケージのデザインも違ってる点が結構多いようですのでね、こちらもなかなかビミョーですよね…（”ホンモノの白い恋人”のパッケージは石屋製菓さんのＨＰでご確認ください）。

……つーか……

大阪の方、これでいいんすか！

「面白い」っすよ！
「お　・　も　・　し　・　ろ　・　い」。

「おもろい」でなく…

これでは、九州の「赤い恋人」に負けとる気がする…（「赤い恋人」の詳細については、こちら→秋山食品さんのＨＰ）。
しかもこっちは商標登録済み（笑）。

……と思ったら、、、
今年に入って大阪の会社が「チョコレートフォンデュ用チョコレート，その他の菓子及びパン」を指定して「赤い恋人」を出願しとった…（笑）。

えーと、本日は以上です。
……失礼いたしました。
次回は意匠の新着審決のご紹介の予定です。よければ見てくださいね、そして見ていただけるならばぷちっと押してね…
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（本日の話題は「横浜の恋人」、Ｍさんからネタを提供していただきました～。おっと、いつから「おともだち」→「恋人」に昇格したんだ？しかもご本人に断りもなく？（笑））　
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名古屋のゆるキャラをよろしくね！
はち丸くん＆かなえっち　　　　　　だなも　　　　　　　　　　　　　　　　　エビザベス
　　　　　
※名古屋市さんのご好意により画像データを提供していただきました。
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この記事を読んでひろた興味を持たれた方は…

【執筆記事】
　　「知財管理」誌　ＶＯＬ．６０ 　ＮＯ．６
　　（並行輸入と商標権侵害　-並行輸入の抗弁における「同一人性の要件」及び「品質管理性の要件」-）

　　「知財産管理」誌　ＶＯＬ．５８　ＮＯ．５
　　（「腸能力」審決取消請求事件（平成１９年（行ケ）第１００４２号　審決取消請求事件）
     内容はこちらからどうぞ

【関係事件】
　代理人になった事件です。負けたのでご紹介するのをためらっておりましたが、思い切って…。
　平成１８年(行ケ)第１０３６７号審決取消請求事件
　なお、牛木理一先生のＨＰで紹介いただいているので（「特許ニュース」２００７年６月２９日号の記事です）、そちらも併せてご覧ください～（こちらのＢ－２７の項です）。