「商標亭」のはずなのに、シーズン中はいつもドラネタで始まるこのブログ。でもまた負けちゃいました。
…この悲しみを乗り越えてかなかん。
さて、唐突ですがアナタはパチンコ派?パチスロ派?
私はどちらでもないけど、敢えていうならパチスロ派かなぁ。パチンコはあまりに受動的すぎて合わないです。
(それにしても、最近、事務所にお菓子のストックがなくてつまらん。事務所のパチ族が「研究」に行ってない証拠ですね…。)
ところで「リノ」って聞いたことがありますか?昔のパチスロ機の名称です。
Wikipediaの「リノ」の説明から一部を抜粋させていただきます。
『ニイガタ電子初の自社開発機であったがプログラム上に欠陥があり、それを利用した「ポロリンセット打法」と呼ばれる攻略法が存在した。そのために、ホールが攻略法封じのために改造した裏モノも存在した。しかし、当局に摘発されたホールは注射を解かなければならないので、ノーマル機に戻すことなく撤去された(一部のホールは、ノーマル機に戻したので攻略法が通用した)。』
はぁ、「裏モノ」だとか「注射を解く」だとか「ノーマル機」だとか…専門用語満載でハードル高いです。
そんな「リノ」ですが、この名称を聞いて速攻ピンと来た方は、よほどのパチスロファンか、平成12年(←8年としていました。間違えました(汗))以降に弁理士受験の勉強をしたことある方か、商標オタクのいずれかですね
そう、これはかの最高裁判決(平成8年(あ)第342号)に関わるパチスロ機なのでありますね。裁判で問題となったCPUは「ポロりんセット打法」に関係するのでしょうか??
それでは、その最高裁判決を簡単にご紹介します~
…はりきって行こうと思ったのですが、本日は膝のリハビリ初日なので、これから病院に行ってきます。
といことで、「リノ」の件についてはまた次回に。
あ、そうそう、リーバイスのステッチの商標に関する判決が出たようなので、来週はその辺りのハナシもする予定です~。
また来週も見ていただける方、ぷちっと押していただけると嬉しいです。
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コメント
リノと聞いて
リノと聞いてピンときたのですが、でも、ゲームの機器ではなくて、アメリカ、カリフォルニア州の東、レイク・タホの東の街、リノかと。
ここはネバダ州で賭博の街です。
シスターズ・アクト(映画)で、ウーピーゴールドバーグ等がシスターのスタイルで走り回ったところ。
つまり、登録の「リノ」は、町の名前なのですね。
Unknown
hisashi49さん、こんにちは!
なるほど「リノ」は賭博の街にちなんだ名称でしたか
ちなみに「リノ」は件の最高裁判決が出た後に山佐が出願して登録になったようですね(第4592305号)。