姐御HMのひとりごと

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 …だといいのですが。

 そんな所員のつぶやきからネタを拾ってみましょう。

 『立体的な形状だと商標も取れちゃうんですねー。ふぉー!!どれにすればいいんだー!! by T  <> 』2月10日

 ………新人Tくんのつぶやきでした……

 Tくんはおそらく立体商標のことを言っておるんでしょうが、引用してるHPの記事は、バリ平面商標でもいけますけどね、的なハナシなんですけど。
 まぁ、それでも、言いたいことはわかるので、ひとまずOKとしよう。

 それよか、『どれにすればいいんだー!』とか、迷っとることを世界に向けて発信してどうすんじゃー!
  
 と思った姐御HMは、こう反応したわけですね。

 『あほたれぃ!ケースに合わせて、お客さんにとってベストな選択・アドバイスをするのがうちらの仕事だ。もっと勉強したまへ 姐御 HM』2月14日

 
 ところで、ハナシはがらっと変わりますが、昨日(2月14日)、弁理士会関東支部主催の研修を受けました(←ハナシ変わりすぎ)
 そこで、講師の弁護士・弁理士さんが印象的なことを仰っておりました。
 
 要旨は、
 『弁護士は過去の評価は得意だけど、弁理士のように将来に向けての権利創出についての発想がない。
  だから、弁護士は、不競法で戦っているときに、この形状を商標で権利取得しようとか、意匠権を取ろうとか、なかなか思い至らない。
  なので、知財の訴訟では、弁護士は弁理士とチームを組んで戦うべき。

 的な。(同じ研修を受けられた方、こんな感じでよかったでしょうか?(汗))

 自分はこれを聞いて、むしろ、“弁護士さんが権利創出についての発想がない”ということに思い至らなかったことに気付きました(←ややこやしい文章だぞ(汗))。

 
 …で、最初のTくんのハナシに戻ります…(無理やりな繋げ方)

 弁理士的には、どうしたら一番上手く戦えるかなーということを、ありとあらゆる手段であれこれ考えることがお仕事ですね。
 使えるもんは、特許でも意匠でも商標でも不競法でも、何でもかんでも使ってまえ、的な。
 しかも、なるたけ効果的かつ効率的かつコストパフォーマンス良く。
 100%上手くいくなんておこがましくてよぅ言いませんが、ベストは尽くさんとかん、みたいな。

 Tくんだけのハナシでなく、自分も、まだまだお勉強を続けてかなかん、と思った次第でございます。

 姐御HMのひとりごとでした…

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※左上の画像データは名古屋市さんのご好意により提供していただきました。

この記事を読んでひろた興味を持たれた方は…

【執筆記事】
  
「知財管理」誌 VOL.60  NO.6
  (並行輸入と商標権侵害 -並行輸入の抗弁における「同一人性の要件」及び「品質管理性の要件」-)

  「知財産管理」誌 VOL.58 NO.5
  (「腸能力」審決取消請求事件(平成19年(行ケ)第10042号 審決取消請求事件)

【関係事件】
 代理人になった事件です。負けたのでご紹介するのをためらっておりましたが、思い切って…。
 
平成18年(行ケ)第10367号審決取消請求事件
 なお、牛木理一先生のHPで紹介いただいているので(「特許ニュース」2007年6月29日号の記事です)、そちらも併せてご覧ください~(こちらのB-27の項です)。

【ZIP FM Z-TIME BIZ】
 ここのフォトギャラリーになぜかわたくしが。
  見付からないよ~?→2008/07/23のところ…

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  このブログでは、わかりやすくするために、正確でない表現を使ったり、はしょったり、大雑把にしてたり、&h
ellip;等々してますが、目くじら立てずに見逃して下さい<(   )>
  また、判例・新着審決・最近の話題は、“ホットなうちに”スピード重視でご紹介しておりますので、読み間違い・勘間違い・理解間違いがあるかもしれません。疑問を感じられたらご一報いただけるとありがたく存じます<(   )>

コメント

  1. 持ち上げて頂いたことに応えるために
    『弁護士は過去の評価は得意だけど、弁理士のように将来に向けての権利創出に
    ついての発想がない。
      だから、(中略)
    知財の訴訟では、弁護士は弁理士とチームを組んで戦うべき。』

     弁理士を持ち上げてくださっていますが、

       チームを組む、という提案 および ギャラの交渉も
       弁護士さんがクライアント様に対してしてくれる

    ということまでアテにしては、ダメだだろうな・・・

    また、クライアント様に対して、「依頼された内容を、そのまま出願する」
    ということではなく、

      「ご依頼内容の知財よりも、こうした方がより良いのでは」的なアドバイス

    を、日頃から深いレベルで行っていないと、
    『将来に向けての権利創出』の仕事をしているという弁理士としては
    力不足と思われてしまうだろうな・・・

    持ち上げて頂いたことに応えるために
    以上、2つのことを思いました。

  2. Unknown
    Mさん、おはようございます!
    おお、こちらにコメント頂いていたのに気付くの遅くですみません<(_ _)>

    1つ目のこと。
    それをアテにする弁理士さん、いるのかなぁ…。自分は思い付きもしなかったので。どうなのかな~

    2つ目のこと。
    メールで書いちゃったので繰り返しになりますが、出願業務は、前提として、そういったアドバイス込みですよね。力不足と思われないためにも、真面目に取り組み続けていくことが大切ですね。

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