従来、弊所では、模倣品関係でご相談があったのは、東アジア･東南アジアでやられた事例とか、国内競業者さん同士の事例とかがメインでした。
東アジアですと、中でも○国が絡む事例が多く、いわく、工場に製造発注したら横流しされたとか、ネットに写真をアップしたらまんまのパチもん出たとか…。
国内ですと、さすがにまんま事例はそれほどないものの（但し皆無ではない）、微妙なラインを突くモヤモヤ感満載の同種品だとか…。
いずれも、「売れ筋商品」「売れそうな商品」が狙われることに変わりはありません。（って、当然ですけどが(^^;）
ところが :-O
最近、立て続けにご相談があったのが、これまでとは毛色が変わった事例。
「アジアの外国企業がオリジナル開発した商品を、日本企業が模倣している」
系のご相談です。
一言でいうと、
いままで東アジア等で見られた現象の逆バージョン！
です。
ほぇ～
（ひょっとして「今頃気づいたの？」って感じですか(^^;）
しかし…
これをもってして「日本の企業のモラル低下」を疑うのはちょっと違う気がしてます（現に国内企業さん同士だと、パクり＆パクられ関係ありますので）。
というよりも、そんだけ、アジア外国企業の技術開発力･デザイン開発力が上がってきたことの証左かな？
「真似したくなる商品」で勝負をかけられる時代になりつつあるのかなー。
「模倣品もそんな時代？」を感じました…
今日はこれでおしまい！
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